乾燥肌の日本人がアメリカで選ぶスキンケア その2|肌が必要としているもの

①クレンザー:硬水との戦い

アメリカ国内でも、湿度が低く硬水のエリアに暮らしているので一時は洗顔後は肌がピキピキして「早く、早く水分をーー!」と叫んでいるのが聞こえてくるようでした。

アメリカ国内でもその含有量は地域によって違うらしいのですが、それでも日本に比べると水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が多いです。
硬水のミネラルは、石鹸成分と結びつくと水に溶けない物質に変わって肌の表面に膜のように残り洗顔後に強い乾燥やつっぱり感を生じるのだそうです。
肌に残留物があるというのは、百害あって一利なし
というのは小学生の授業で教えても良いくらい重要なことですよね
ニキビの原因になるのはもちろん、肌のpHバランスが崩れやすくなってバリア機能が弱まり、ボロボロ肌への道一直線です。ホラーです。

Image source: The Ordinary

The OrdinaryのSqualane Cleanserは石鹸成分を含んでいないのでこの残留物を残しづらく、硬水地域に暮らす人にとってはありがたいです。
植物性由来のスクワランをベースにしていて肌のバリア機能を守りながら汚れを落とす設計で、乾燥やつっぱり感を感じにくい洗い上がりです。
私は朝はミセラーウォーターを使用し(これについてはまた後日お話ししたいです)夜はこのスクワランクレンザーでスッキリ洗顔をすることで硬水との戦いには、ひとまず終止符を打てたと感じています。

ただこのクレンザーには使い方にコツがあります。
手のひらで10〜30秒ほどしっかりこすり合わせ、バーム状から「オイル状」にしてから乾いた肌に乗せる。
すごく簡単なことですがこの工程を飛ばすとメイク落ちや肌なじみが悪くなり、結果的に何度もすすいで乾燥を招くという、少し厄介な側面もあるのです。
このアイテムに限ったことではないですが、各製品を正しく使用するために商品ページやパッケージに書かれた使い方をしっかり読んで使用しましょう。

②トナー:化粧水がない問題

どんなに良いクレンザーを使っても放置したらまた肌がピキピキして来ますので、すぐに水分を与えてあげなければなりません。

米国の地を踏み、ここに根を下ろして暮らしていこう、日本の物は恋しいけれど消耗品はいつでも手に入る現地調達もしなければ生きていけない!と覚悟を決めた時に多分多くの人がぶち当たる問題。それは
「化粧水、どれ?どこに売ってるの!?」
ではないでしょうか。
日本では子供の頃からお母さんが洗顔後にバシャバシャと化粧水を顔に振りかけているのを目にしていたので、ご飯を食べる時には「いただきます」と言う、トイレから出たら手を洗うくらい当たり前のことだと思っていたのですがあのバシャバシャした化粧水が見当たらないのです。
日本では化粧水のことを「ローション」とも言いますが、アメリカでローションというと保湿を主な目的としたどちらかというと乳液とか水っぽいクリームもので、フェイス用よりもボディ用が多い印象です。

The Ordinaryで日本の化粧水に近いものを探すならMulti-Active Delivery Essenceでしょうか。
10%という高濃度のグリセリンと、肌のエネルギー源となるグリコーゲンを配合しているので肌の水分補給とバリア機能の強化をサポートしてくれます。日本の化粧水のように「バシャバシャ水分を入れる」感覚に近く、かつ持続力が非常に高いです。
さらに次に使う美容液の浸透を助ける働きもあるそうで、メーカーのテストでは、これを使った後に「ナイアシンアミド 10% + 亜鉛 1%」を塗ると、成分の浸透率が2倍になったというデータがあります。

最近ではアジア系のコスメの人気を受けて日本や韓国のバシャバシャ系化粧水もネットで購入できるようになってきました。
しかし、近くのモールのSephoraで現地調達したい!という時にはこういった選択肢があるのは心強いですね。
もうバシャバシャできない…と絶望しなくて済むのです。

Image source: The Ordinary

お肌の汚れを落とし水分補給もした。
次回は、その大切な水分をどう逃さずに守るか、「蓋」の役割を担うアイテムについてご紹介したいと思います。